問題の本質はどこへ行ってしまったのか!?Smap解散騒動の真相とは!?

 
2016年の一番のニュースと言えば、ベッキーの不倫騒動でもなければ南米初のリオオリンピックでもない。自分の中では間違いなく国民的大スターである「Smap解散」が今年最大のビッグニュースであり一大スキャンダルである。(2016年も残り2ヶ月あるが、これを越えるニュースは出てこないだろう。)
 
関係者の間では昨年後半ごろからにわかに騒がれていたようだが、我々一般市民にしてみればまさに寝耳に水である。
騒動発覚以降、色々なマスメディアでメンバー最年少の香取慎吾がキムタクを受け付けないだの、工藤静香がキムタクをそそのかして造反させたなど報じられているが、何が真実なのか全く見えてこない。週刊誌やスポーツ新聞によって報道内容に偏りが見受けられるし、裏で見えない力が動いているとしか思えない。
Smap世代の自分からしたら非常に悲しいニュースだし、もし願いが叶うなら全ては真っ赤なウソで日本中を巻き込んだ壮大なドッキリだったと言って欲しいが、もはやそれは無いだろう。
 
 
あまり報道されていない問題の本質
 
正確な数値を持ち合わせていないので推測の話になってしまうが、Smapがデビュー以来生み出してきた価値は数百億は軽く超えて数千億という数字はくだらないだろう。言い方は悪いかもしれないが、数千億という価値を生み出してきた商品をある一人のエゴで潰してしまったと言わざるを得えない状況であり、問題の本質はそこにあるのではないのか。別に香取慎吾が悪い訳でもないし、キムタクを悪者にする必要もないと思う。メンバー5人は一番の被害者ではないのか。そしてファンの気持ちを無視した行いだったのではないのか。これでは正直北朝鮮独裁政権と変わらない。普通の会社でこんなことをやっていれば社長であれ副社長であれ即刻クビであり、企業価値を著しく毀損させたとして株主集団訴訟になってもおかしくない事案である。(これがアメリカであればかなりの確率で関連訴訟が何件か起きていただろう。)
 
ただ、語弊のないように補足しておくとファミリー企業ではよく見られる独裁政権ではある。上場企業でもなければ株主を気にする必要もないし、社長なりオーナーの好きなように政権運営しても何ら問題はない。しかし、今回の場合はSmapである。そんじょそこらの一商品や一社員とは訳が違う。今回の騒動がなければ2020年東京オリンピックの開会式なり閉会式の大トリを務めていたであろう日本の大スターである。
メリー喜多川副社長にはどれだけ重大な間違いを犯してしまったのか、自分のエゴによってどれだけの人に迷惑を掛け多くの人の人生を狂わせてしまったのか、ちゃんと理解して欲しいものだ。(恐らく期待出来ないだろうが、、)  
今回の一件が直接のキッカケという訳ではないだろうが、ジャニーズ事務所の影響力に陰りが見えているというニュースも出ているようで、ジャニーさんが社長の座を退くなりした場合には一気に解体へと向かうのではないかと感じずにはいられない。